実証実験コーディネート

サービス概要

自動運転の実証実験は単に実施しただけでは、その効果を十分得ることができません。実験の目的を明確化し、地域の住民やステークホルダーに対して必要な理解を求め、実証実験の安全を適切に確保した上で、目的に沿った評価項目を設定した評価を行う必要があります。これは、一般的な事務局よりも高度な専門知識と経験に基づいたコーディネートが必要です。

当社は、実証実験のための自動運転システムや車両の提供、あるいは調査、分析といったコンサルタントだけでなく、自動運転の実証実験に特化した事務局として、プロジェクトの成功をご支援します。

期待される効果

無人移動サービスの導入に向けた一連の取り組みを実施するためには、自動運転固有の特性を正しく理解する必要がありますが、未だ十分に浸透しているわけではありません。そのため、正しい知識によるコーディネートがなされず、

  1. 地域住民やステークホルダーに正しい説明が行えない

  2. 1.により、自動運転に適さない路線での実験を行うことになる

  3. 2.により「手動介入が多い」「速度が遅い」といった負の意見が多く出る

  4. 3.により導入サイクルが途絶え、一度きりのイベントとなってしまう

といった悪い流れを形成してしまいがちです。

日本モビリティは無人移動サービス導入に向けた上流(調査分析)から下流(技術・サービス提供)までを総合的に提供できる長所を活かし、正しい知識による的確なコーディネートを提供する事ができます。加えて、これまで培ってきた国内最大級の公道実証実験の経験から、対象地域の導入機運の向上と正確な受容性評価が行うことができるため、継続的な導入サイクルの形成を生み出すことができます。

サービスの特長

本サービスは、当社の「自動運転システム提供」サービスと併せてご提供するものです。また、当社の「無人移動サービス導入街づくりコンサルタント」と併せてご活用いただくことで、無人移動サービスの導入に適した実証実験を実施することができます。